活字離れを解消したいと思ったら試してほしいこと
今回は活字離れを解消するための記事を書きますが、そもそも活字が嫌いだったら全てを読むのは面倒だと思いますので目次を押せばその項目まで飛べるようにしておきます。
いつもより長めに記事を書きますので、1からどこまで読めるか試して見るのもいいかもしれませんよ。
私の文章力のない記事を読破することによって、参考書などをいつもよりちょっとだけ我慢して読めるようになるかも…。
目次
今でこそオススメする小説や自己啓発本を読んで感想を言ったりしてますが、以前の私はブログどころかメールの短文も読まないほどの活字嫌いでした。
活字離れしているといっても不思議なもので、漫画の吹き出しなどはしっかり読みますし、活字離れを解消しないと生活に支障が出るといったこともなかったので特には気にしていませんでした。
そんな私が活字離れを解消したいと思ったきっかけは1つの本。
7つの習慣というあまりにも有名な本です。
社会に出てそれなりに仕事のことも理解しはじめたときに、当時の上司がこの本を私にプレゼントしてくれたのです。
「これから自分を高めるためにこの本を読むといいよ。」と。
その上司は仕事も出来て部下にも優しく、私の目標の人だったのですぐに全部を読んで感想を伝えよう!と意気込んでいました。
ですが。
読めないのです。
正確には読んでいる途中に猛烈な睡魔におそわれたり、読んだ行がどこなのか忘れて同じところを何度も読んでしまったりして先に進めません。
日を重ねて少しずつ読んでいけばいいんだ。と思いしおりを挟んで挑戦してみても前に読んだ内容を完全に忘れてしまうのでまた1から読まないと内容を理解できないのです。
実は私にとっては興味がない分野だったとしても、判断材料として参考程度にとどめておくにしても全て読んでから言いたい。
なのに全く進まなかったのです。
結局この時はいつの間にか読むことを諦めて7つの習慣は本棚のコレクションとなっていたのですが、数年後仕事に行き詰ったある日、再び私の目にとまったのです。
今度こそこれを読破することから始めて、色んな本を読んで自分の知識を広げるんだ。
と心に誓って読み始めるとかなり進んだのですが、どこかで勉強しているという気持ちがあったのでしょう。
次の日続きを読もうとするとやっぱり内容を全然覚えていないので、何を言っているのかわからず結局最初からに戻ってしまうのです。
意気込んだにもかかわらず普通に読めないことがストレスになり、この時から私は活字本を読むのを止めてしまいました。
それからは何か習得したいな。と思っても「漫画でわかる!」という本ばかり買って、漫画のところだけ読んで後は本棚のコレクションにして満足していました。
漫画でわかる!と書いてある本もたいていは半分以上活字ページなので、漫画だけ読んでも習得できる訳ないのですけどね。
そんなある日、知人からとある場所の体験セミナーに誘われて気楽に同行しました。
何の体験セミナーだったかと言うと、
速読。
何言ってんの。本読まないって今散々書いたでしょ。というツッコミ待ちではありません。
当時「右脳トレーニング」というのが世の中で流行っていて右脳を活性化すると脳が若返って記憶力もよくなるとか騒がれていた時期でして、その右脳をトレーニングするのに速読がいいらしい。と知人が嗅ぎつけたからです。
もちろん本をひたすら見て鍛えていくような苦痛セミナーではありません。
私が体験セミナーに行かせていただいたのはコチラ。
「楽読」です。
活字離れを解消するために活字と向き合うんだ!と速読をおススメしたいのではなく、この楽読さんの体験セミナー内で教えてくれたことが面白かったのです。
この時の私は完全なる活字嫌いになっていましたから、あくまで右脳トレーニングを楽しむ一環として聞いていました。
右脳が活性化されることにより、記憶力や判断力が上がるのは仕事においても必要性があることです。
この体験セミナーの中で一分間にどれくらいの文字が読めるか。という取り組みがあったのですが、訓練されて多くの文字を読めるようになるとそれだけ多くの情報を早く取り入れられることが出来るということを聞いて興味を持ちました。
時間の関係や色んな兼ね合いで私は体験セミナーだけ受けさせていただいて受講はしなかったのですが、これをきっかけに少しずつ活字と向き合うようになります。
右脳を鍛えれば仕事にも活かせるかも知れないと思ったものの、本を読むとなるとまたあの記憶が蘇ってきてしまいます。
漫画で試みようとしたのですが、どうしても絵に集中してしまいトレーニングになりません。
どうしたらいいかとスマホで本を探していた時、目に留まったのがライトノベルでした。
もちろんライトノベルの対象年齢が15才付近だとしたら、私はおもいっきり対象外です。むしろその歳でライトノベル読んでるのwwwと笑われるかもしれません。
それでも一人でこっそり読めば誰にばれるわけでもないし、何より右脳トレーニングのためです。
いきなり本屋さんにいかずスマホで本を探したのが結果的に良かったのだと思います。
スマホで本を売っているようなアプリには最初の何ページかを試し読み出来るものがありますよね。
その試し読みを繰り返しているうちに、あれ?ライトノベルなら読めるかも。と思えたのです。
それにスマホだと購入しても本自体が「物」として残るわけでもないので、恥ずかしい思いもせず堂々と読むことができます。
ちなみに私が最初に買ったライトノベルがコチラ。
1巻だけ読んでみようと購入したのにどんどん面白くなってきて、しまいにはスマホで更新されない新刊を本屋さんで買ってしまうほどハマってしまいました。
これだけで右脳トレーニングには活かせたのですが、人間とは欲深いもの。
気づけば嫌いな活字本を全巻夢中で読むことが出来たのだから、今なら挫折したあの本も読めるのではないかと思ってしまったのです。
結果はとうぜん読めるわけがありません。
好きな分野と学ぶべき分野では受け入れ方が全然違うのです。
活字に対する抵抗も嫌悪感もなくなっていましたが、まだ自分の好きなテリトリー以外は自然と受け付けないように脳が出来ているようです。
ただせっかく活字離れ解消の扉を開いた気がしたのにまた挫折したらもったいない。という気持ちが強くなり最後のトリガーをはずすために新たなことに挑戦しました。
ここまで少しずつ活字嫌いを克服してきた私がトリガーを全てはずすために取り組んだものはコレです。
コレって何よ。何もないじゃない。
いえ、ここまで飛ばさずに読んでくれたかたはすでに何文字も読んでくれてますよね?
そうなんです。
私が 活字を問題なく読めるようになったのはブログを始めてからです。
当時取り組んでいたブログはもう本当に自己満ブログ。
(今でも変わってないかも知れませんが、そこは触れないでおいてください)
自分の食べたものや思ったことなど日記帳のように好きに書いていました。
書くことでも文章を考えたりしますし、続けることによってプラスになることはいっぱいあります。
ですが、それよりも活字離れ解消に役立ったのが他の人のブログでした。
私のとってもつまらない自己満ブログでも、優しいブロガーさんがコメントをくれたりブックマークをしてくれたのです。
いくら自分のためのブログとはいえ、読んでくれるのは嬉しいもの。
来てくれたブロガーさんの記事に私もコメントしようと読むのを繰り返していくうちに、いつのまにか活字に慣れてしまいました。
というのもブログといっても色んな人が色んなジャンルについて書かれています。
簡単で面白いブログもあれば専門的で難しい記事を書いてらっしゃる人もいます。
コメントをするのに記事を読まないわけにはいきませんから、おのずと自分の分野以外の文章も自然と読めるようになっていったのです。
いかがだったでしょうか。
1つの記事を読むにしてもここまでで約3,300文字あります。
社会に出て企画書を読んだり、何か資格を取ろうと参考書を読むときにも活字はずっとついてきます。
全てを解消するのは難しいかもしれませんが、気楽に右脳トレーニングと思ってゲーム感覚からはじめて、まずは好きな記事を書いているブログで頑張ってコメントしてみるのを始めてみてはいかがでしょうか。
好きなブログを10個登録して毎日読んでコメントして、一ヶ月続けられたら次は20個というふうに習慣化していっても効果がありそうです。
この解消法は私だけに効果があるものかもしれませんが、どれも簡単に始められるものなので 試してみても損はないと思います。