揚げなくてもトンカツを美味しくできる?ザイグルでノンフライ調理をやってみた
赤外線ロースターザイグルでノンフライ調理も出来るということなので、さっそく大好物のトンカツをつくってみることにしました。
用意したトンカツは衣までついていて、あとは揚げるだけのタイプのもの。
ノンフライ調理で出来たものを今まで食べたことがないのでどんな味になるか未知の領域です。
さっさと油につっこんでしまえば美味しくできるのですが、大好きな揚げ物が油をいっさい使わずにしかも美味しく出来たら最高じゃないですか。
ザイグルの説明書のなかにも「から揚げ」を揚げずに美味しくつくれると書いてあったので、トンカツでも大丈夫でしょう。
まぁ調理といってもザイグルにのせてただ焼けるのを待ってただけですけどね。
途中ひっくりかえしたりして、ゆっくりと焦げ目がついてきたので中を確認してみると…
ちゃんと中まで火が通りました!
ノンフライ調理ってもっと違う色に仕上がるのかと思っていましたが、いい感じに焼き色がついてなんだか美味しそうなトンカツに仕上がりましたね。
油で揚げたようなサクサク感はないけど大好きなトンカツをヘルシーに食べられるならそれくらい我慢できます。
トンカツソースに少量のからしをつけて、人生初のノンフライトンカツを食べてみます。
…。
…。
うん、美味しくない!
なんでしょうね。パッサパサです。
衣はなんだか硬いし、中のお肉もパサパサです。
これなら衣もつけずに豚肉をそのまま焼いてステーキ風に食べたほうがよっぽど美味しくいただけます。
絶対美味しくなるものだと何の疑いもなく3枚焼いてしまったので、パサパサで硬くても最後までちゃんと食べなければいけません。
我慢してひときれ、ふたきれ…
すみません。
ぜんぜん無理です。
ご飯もまったく進みません。
ただ私の味覚の問題なので、これが好きというかたもいるかもしれませんね。
悩んだ挙句なんとか食べきるために登場していただいたのが、またまた三角パンです。
ジャーン!
さよならノンフライ!
ザイグルはこの三角パンがあるからこそ色んな調理をすることが出来るのです。
汁をすわせてカツ煮にすればパサパサだったトンカツも多少はジューシーになるはずです。
調味料を合わせたタレのなかに玉ネギを入れて、火が入るのをまちます。
しばらくしてタマネギが煮えてきたらさきほどのパサパサノンフライとんかつを投入します。
全てが温まったら溶いておいた卵を流し込めばアレンジかつ煮の完成です。
卵はすぐ火がはいってしまうので、出来上がったらザイグルから下ろしたほうがトロトロのまま食べることができます。
出来たてのカツ煮をご飯にのせて食べてみると、タレを吸い込んだトンカツが口のなかでジュワッとなり先程までのパサパサが嘘のように美味しくなりました。
しかも最初はノンフライで調理しているので、カツ煮をつくったにもかかわらず一度も油を使わずにすんでいます。
なので従来のカツ煮よりとってもヘルシーでカロリーもきっと低いはずです。
そしてこの方法を使えば親子丼だって三角パンでタレをあたため、隣で鶏肉を焼くという同時進行も可能になります。
いやいや、親子丼の鶏肉はタレを一緒に煮込むものでしょ。と思っているかたは一度焼き親子丼に挑戦してみてください。
香ばしくなって最高ですよ。
私個人の味覚が影響していますが、もし今後またノンフライ調理に挑むときがあるとしたら、かけるソースやタレなどなるべくパサつきを隠せるようなアレンジを工夫したほうが美味しくできる気がしました。
油で揚げないので後片付けもザイグルだけですみますし、何よりヘルシーにつくれるので次回はもっと腕をあげて美味しいノンフライレシピに挑戦していきたいと思います。