乾燥野菜をつくって好きなときに好きな野菜をカップラーメンにトッピング
カップラーメンの強い味方、乾燥わかめを手にした私はあれからさらなる広がりを求めて色んな具材を模索していました。
スーパーへいっては乾燥物コーナーや乾きものコーナーへいって何かカップラーメンのトッピングに使えるものがないかを探す毎日。
乾燥物コーナーに主に売っているのはしいたけなどで、1度水につけて戻してから料理に使うタイプがほとんどでした。
それではカップラーメンに入れるだけのお手軽トッピングにはならず、さらにランチタイムにしいたけを水で戻している余裕も勇気もありません。
しまいにはビーフジャーキーをカップラーメンにトッピングしたら美味しいかな?とか目的を忘れかけていく始末。
私の楽しいカップラーメン生活ももはやここまでか…と諦めかけたある日、たまたまネットで素晴らしいものをみかけました。
はずかしながら私はこれまで生きてきて、こんなものがあるなんて知りませんでした。
乾燥わかめのようにどこでも携帯して持ち運べる便利な野菜。
まさに私が捜し求めていたモノです。
私はとりつかれるようにこの乾燥キャベツに夢中になり、色々と調べていくと他にも乾燥ねぎや乾燥ニンジンなど様々な乾燥野菜があることがわかったのです。
戻すのもただ味噌汁などの料理に入れるだけでオッケー。
しかも生の野菜をそのまま乾燥しているのでギュッと凝縮され栄養素も高い!
これはまさにカップラーメンのトッピングになるべくして生まれた商品だ。と勝手な勘違いをしてさっそく探しにいくことにしました。
しかし近所の大手スーパーや干物屋さんなどを探してもお目当ての乾燥キャベツさんは見当たりません。
ネットで注文をすれば簡単に手に入るのですが、到着まで2,3日待つのも惜しかった私は思い切って自分でつくることにしました。
そう。
色々調べているうちに乾燥野菜は手軽に自分で作れることを知ったのです。
材料となる野菜はいつも家で使っている野菜なので余ったぶんを使えばコストもかかりません。
栄養も高く保存食として評価されているというのもあって、ヘタに冷蔵庫で腐らせるくらいなら乾燥させて携帯したほうがとっても合理的です。
ただ乾燥するまで待たなければいけないので今回は少し「手軽さ」からは離れてしまいますが、せっかくなのでワクワクしながら乾燥野菜づくりを楽しみたいと思います。
つくってしまえば後はいつでもすぐにトッピングできるのですから。
というわけで用意したのは干し物を家でやるための「網」。
魚の干し物も美味しそうなので機会があればやろうと思い購入しましたが、まずは目的の乾燥野菜づくりが最優先です。
ちょうど天気が良い日だったので網のなかへトッピングにあいそうな野菜をザク切りにしてのせていきます。
私が今回選んだ野菜たちはお目当てのキャベツにたまねぎにネギにもやし。
これらの野菜を乾燥させてカップラーメンにのせればいつでも具沢山のトッピングラーメンが出来ると思うと自然と心がはずんできます。
しっかり水気をきって網を閉めて…
あとは完成を待つだけです。
乾燥野菜は保存食になるので、しっかりと水気を切ってくださいと乾燥野菜のつくり方のなかに書いてありました。
なので一旦干してある野菜のことは忘れていつも通りの日々を過ごすことにします。
1日経って、2日経って…
乾燥野菜が気になった私は、出来上がりを確かめに網のなかのネギを手にしてみるとしっかりと水分が抜けて乾燥されていました!
これで素敵ないつでも野菜トッピングライフ☆かと思いきや、なんだかすっぱい匂いがします。
同様にとなりで干していたたまねぎもすっぱい匂いがしたので残念ですがネギとたまねぎはここで捨てることにしました。
何でも挑戦には失敗がつきものです。
きっと干す前の段階でレンジなどに少しかけて水分をもうちょっと飛ばした状態で干さなければいけなかったのでしょう。
幸いキャベツともやしは順調に乾燥されていってたのでもう少し日にちをおいて完全に乾燥させてから持ち歩くことにしました。
実際に実物を一度も見たことがなかった私はどこまで乾燥させればいいか知らなかったのもあります。
そしてその行動がもとで衝撃的な光景を目にすることになります。
あれほどまでに水みずしく元気だったキャベツはもうどこにもいません。
色は黄色くなり見るも無残なほどやせ細りもはや何の野菜だったかも分からない形となってしまいました。
この瞬間私の手作り乾燥野菜でバラ色なカップラーメン生活は終わりを告げます。
幾日もかけて未知なる乾燥野菜に挑んで学んだ教訓は、
まずはネットで注文してプロが作ったものを食べようですw
後日乾燥キャベツだけですが、ネットで取り寄せてカップラーメンにトッピングしてみると相性が抜群だったので方向性は間違っていませんでした。
私はカップラーメンのトッピングにしか使っていませんが、炒め物などなんにでもあうようですのでしっかり料理をつくる方にも重宝されそうですね。
網については…笑
せっかく買ったので、今度は魚の干し方について勉強していつか披露したいと思います。