凡人CLUB

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300円使うのに30分悩んだあの頃に全ては決まっていたのかもしれない

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先日駄菓子屋さんを見つけて懐かしくなり、遠足のときにお菓子を一生懸命選んでいたころを思い出してしまいました。

 
皆様はどんな駄菓子が好きでしたか?
もしかしたら今は駄菓子屋さんをあまり見かけないので、お菓子はコンビニでポテトチップスなどを買う時代なのかもしれませんね。
 
私が小学生だったころはおやつが300円までと決められていて、親から300円を貰って近所のお菓子やさんで自分の好きなものをいっぱい買うのが楽しみでした。
 
たとえばこんな物とか。
 
 

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すもも漬けです。
ストローを刺して漬け汁を飲んでから、ゆっくりとすももを味わうのがたまりませんでしたね。
久しぶりにあの味を楽しもうと食べてみたら…
 
なんでしょう。
当時のような至福を感じられません。
これはすもも漬けの味が変わってしまったのかもしれないと思い、別の駄菓子も味わってみることにしました。
 
 

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ミニヨーグルトです。
全然ヨーグルトではないのですが、この独特の感じが好きですみっこのほうまでスプーンでほじくって食べてました。
 
大人になるにつれて舌が肥えたのもあるかもしれませんが、子供のころだって多少はポテトチップやチョコレートを食べていたのです。
それでも何故あれほどまでに駄菓子が好きだったか考えてみると、もしかしたら駄菓子を食べることよりも、初めてお金を自分で決断して運用したことが付加価値となり駄菓子の思い出を増幅させていたのではないかと思います。
 
思えば300円を手渡され駄菓子を購入するわけですが、購入の仕方にも色んな選択肢があったはずです。
100円のポテトチップスを買うことも出来たでしょうし、当時は豪華なお菓子と認識されていた200円以上するエンゼンルパイを一つ買って、遠足で友達に分けてあげることも出来たでしょう。
もっとエキスパートになると300円のうち200円しか使わず、大事な時のために100円をとっておいた子もいるかもしれません。
にもかかわらず私は300円のなかでいかにたくさんのお菓子を買えるかしか考えておらず、余り10円までもチロルチョコレートで消費していました。
 
まだお金の価値観を知るには早すぎる年齢だったかもしれませんが、根本的な考えがこのへんで偉人とは違ったのかもしれませんね。
当時大好きだった駄菓子をつまみに一杯やろうとしたのですが、なんだか考えさせられる晩酌となってしまいました。
 
 
最後にもうひとつ。
駄菓子といえば定番の箱にはいったフーセンガムも
 
 

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たったワンポイント変わるだけで一気に今風になるのですね。
今の子供達が何年後かに大人になった時、
「あのジバニャンのフーセンガム懐かしいよね!」
と語っているのかもしれませんね。